退職準備 必要リスト
強い決意を持たないと、退職への行動が難しく、長期戦になる傾向があります。はっきりと退職意向を伝えないと引留めできると会社側に思われる可能性もあります。また、一度退職意向を伝えたら、撤回する際は不利な立場になることも。転職/退職理由を自分で明確にし、判断しましょう。
退職の決意が固まったら、即行動。早めに退職を勝ち取るためにも、行動が伴わなければ現在の苦しい状態は変わりません。より良い未来のために行動しましょう!
退職意向を伝え、理不尽な退職引留めや理由などを伝えても納得してくれない場合にも活用できます。職場の理解を得るためにも心身共に不調が出ている方は特に診療内科に行き、用意しておくと良いでしょう。
退職理由:不調を訴える
気分が上がらない・責任が重たい・人と関わりたくないなど、仕事が原因で精神的症状が出ている旨を伝える。ポイントは、仕事が原因で既に不調が出現・限界に達していることを伝えましょう。
寝つきが悪い・睡眠時間が取れない・頻回に夜間中途覚醒が生じている・仕事のことを考えると眠れない・日中眠気があり仕事に集中できないなど。
動悸・息切れ・仕事に集中出来ない・注意散漫・以前出来ていたことが出来ない・段取りが出来ない・疲れが取れない・物忘れが多いなど。
退職理由として、健康上の理由やストレスや不調で仕事ができなくなったという理由を挙げることもできます。もしあなたが仕事でストレスや負担がたまり、健康上の問題が生じているようであれば、それを退職の理由として挙げることができます。また、職場での不調やトラブルで、職場での働き方ができなくなったと感じている場合も、それを退職の理由として挙げることができます。退職を決めることで、健康や心理的な問題を解消することができる場合がありますので、健康や心理的な問題がある場合には、適切な支援を受けながら退職を検討することが大切です。
体調不良が生じた場合、病院側は無理を強いることは出来ませんが、病院側は引留めをするために色々な改善策を提案してきます。
何故なら、退職の引留めはスタッフ確保・離職率を上げないための大切なお仕事だからです。
・体調不良→休職・部署異動の提案
・人間関係の不和・多忙・業務負担→部署異動・配置調整・シフト調整
退職を決めたのであれば、病院からの改善策はしっかりと断ります。
ここで意思表示出来ないと、病院側から引留め出来る人だ!と思われますので注意しましょう。
心身の不調が生じている・心身共に限界に達している・ストレス症状が生じていること、
休職や部署異動ではなく、退職をして療養しながら将来を考えたいと強調した方が良いです。
また、状況によっては家族や親にも相談し、退職した方が良いと判断したと伝える選択肢もあります。
病院側は、家族や親の意見にも配慮するはずです。
一旦、退職の意向を伝えれば、法律的に2週間で退職は可能です。
とにかく退職意向を伝えることが第一歩となります。
退職理由:ライフイベント
退職は、人生において大きなライフイベントの1つです。退職を決めることは、職場や仕事に対する意識や価値観が変わったり、新しいチャレンジをすることを考えたりすることから生まれるものです。退職を決めることにより、新しい人生のステージへと移ることになりますので、自分自身が望むようにプランニングをすることが大切です。また、退職を決めることで、自分自身のキャリアや人生に対する考え方や意志が明確になることもあります。退職を考える際には、自分自身のキャリアや人生の目標、家庭や経済的状況などをよく考慮して、自分にとって最も適切な決断をすることが大切です。
退職理由:スキルアップ
退職理由として、スキルアップを挙げることは可能です。現在の職場ではスキルアップの機会を得られないと感じているのであれば、それを退職の理由として挙げることができます。他にも、キャリアアップのために別の会社や業界で働きたいという理由や、自分自身のビジネスや起業をしたいという理由などもあります。退職の理由は人それぞれですので、自分自身にとって最も適切な理由を選んでください。
(引留め防止秘策)心療内科で診断書を貰う
確実に退職する為に、(同じ時期に辞める予定だった)友人と診療内科に行き、診断書を貰いました。
診断は、適応障害。
精神的にネガティブ思考が続き、出勤もしたくない。
欠勤や遅刻などは、ありませんでしたが勤務先に行きたくない気持ちが続いていました。
明らかに看護師になってから意欲や精神面の低下が顕著で病んでいたのです。
診断書と薬が処方されましたが、薬はお守りとして持っているのみ(内服はせず)。
診断書を提出すれば、医師の診断なので職場側は仕事を強要できないはずです。
*診断書をすぐに貰うには、コツがあるので心療内科へ受診の際はこちらの記事を必ずご参照下さい。
心療内科の現場で働いている為、裏側をご説明します☆
退職意向を告げる~師長は知っていた~
シフト調整上、スタッフへ迷惑を掛けないよう、シフトの締め日で辞めました。
とにかく最短・最速で退職したかったのです。
師長へ、時間を取って頂き面談へ。
辞めたい意向を話しました。
なんと師長は私が辞めようと悩んでいることは、知っていたのです。
何故なら・・・ある先輩看護師に辞めることを相談していたからです。
こちらの先輩看護師はお局集団とまあまあ仲良し。
そして、師長とも長くお付き合いのある看護師先輩でした。
看護師先輩は私が仕事で悩み込み、退職で迷っていることを師長へ報告済でした。
それはそれは、大変助かりました。
話が早く、退職はあっさりOKを貰えたのです。
まだ第二関門が続きます・・・
看護部長との面談~最終章~
師長へ退職の意向を伝えた後、師長から看護部長へ報告が上がります。
看護師長と看護部長も長い付き合いの仲。
看護部長へ話を通して頂き、退職の意向は伝えられました。
ホッとしたのもつかの間。
部長からは、休職・部署替え・パートへの変更などの提案がありました。
私は一切、勤務先の病棟との関係を切りたかったので全てキッパリ・ハッキリとお断りしました。
その後、面談を行い、看護部長からは最終的に退職OKは出たものの、
意味の分からないことを言われました。
ざっくりですが、
看護師たるもの急性期を経験せずして、看護師として今後働かないで欲しいという訴え。
これは、急性期の経験がない看護師を否定しているということにもなりますよね?
貴方に私の人生をコントロールされる筋合いは無い!と思いながら辞める職場で無駄なエネルギーを使う必要はないので、丁寧に傾聴しました。
やはり看護部長としてトップも考えが狭いと思いました。
退職は大正解!でした。自分の感覚は合っていたんだ!と確信が得られました。
こうして、私の退職は実現したのです☆
退職に優位に働いたこと
私は、退職準備~退職まで約2週間。
とてもスムーズで最短で辞められたと思います。
円滑に進んだ最大の要因は、
今回の場合、退職を先輩看護師に相談したことが勝因だと思います。
仕事の悩み、苦悩も相談していた為、師長側も受け入れてくれたのだと思います。
人間関係については、先輩看護師へ一切、話題は出していません。
何故なら、お局看護師と仲良しだったからです。
また、人間関係が退職理由の場合、部署替えやシフトでの人員調整で病院側である程度コントロール出来る可能性が出るため、
退職意向の際、強引な引留めを防止したい意向もありました。
こうして私は、看護師1年目の同期の中で最速で退職したのです。
退職は自分次第
決断し、職場を辞めることは自分の行動次第で可能です。
職場に迷惑を掛けるから
引留めに合うのが怖いから
などと、自分に理由を付けているのであれば退職を本気で望んではいないのかもしれません。
看護師で退職していく人を沢山見てきましたが、
退職する人は、周りへの迷惑や引き止めなどを考える余裕はありません。
とにかく退職したい一心で強い意志で去っていくのです。
私もそうでした。
○○だから辞められない。。
理由を付けて退職出来ないのであれば、
何かご自身の中に退職しないメリットが隠れているかもしれません。
職場が人員不足で回らないかもという方、ご安心下さい。
職場は誰が辞めても回ります。
人員不足を招いた病院側に責任があるのです。
どう回していくのか?それは病院側の課題です。
退職の引留めは、強い意志でハッキリと断りましょう。
退職を禁止する法的効力はありません。
家族や友人の意見も常識も一切関係ありません。
自分がどのような時間・人生を過ごしたいか。
誰かの意見を尊重して、選択をしたのならそれは自身の選択です。
意見を尊重したからと言って、自分の時間や人生に責任は取ってくれません。
自分の人生は自分の決断と行動でコントロールできるのです。