看護師の転職サイトは数多くて似たり寄ったり・・・
転職の成功率を少しでも上げたいです!どこの転職サイトを選べば良いか教えて下さい!
大手転職サイトを数社登録しましょう!
最終ゴールは信頼できる担当者を見つけることが重要!
順番に根拠を解説します。
大手転職サイトを選ぶメリット
メリット | 根拠 |
---|---|
求人数・非公開求人の取り扱い数が多い | 総合的な求人数が多く選択肢が広がる。特に非公開求人で魅力的な求人案件に出会える可能性もあり。 |
利用者が多い | 大手である程、看護師の登録者は多い傾向にあります。大手企業は信頼が高く、病院側からも信頼を得られます。求職者、採用側ともに母数が多いためマッチングの確率も上がります。 |
紹介先の内情を把握している可能性が高い | 人材紹介後、入職後のフォロー制度があります。人材の紹介数が多いため、内部事情を知れる可能性が上がります。大手サイトの場合、病院から専属で人材を依頼されることもあるので条件交渉が有利になったり、人材の出入りについて内部情報を知る担当者もいます。 |
面接の際、同行してくれる | 担当者が面接に同席することで、安心感が得られます。面接官の質問に対して上手く答えられず迷った時にはフォローしてくれます。面接前は、認識を合わせる擦り合わせも行われます。 |
履歴書・職務経歴書の添削・相談が出来る | 提出書類は担当者が仕上げてくれます。担当者によってはヒアリングを元に志望動機を作成してくれる方もいました。スキル・背景・熱意などが盛り込まれ伝わる文章でした。志望動機作成は大変な作業なのでプロに任せることができ大変助かりました。 |
条件交渉してくれる | 給与アップ、スキル不足など、少し条件が不足している場合、担当者が交渉してくれることで給与UP・面談に繋がることもあります。実際に私も担当者に交渉して頂き給与UP・面談に繋がった経験あります。 |
面談日程など調整を一括で代行してくれる | 直接病院とのやり取りは気を遣ったり、手間や時間が掛かります。面談から入職前の手続きまで一括して代行してくれます。特に在職者にとっては大きなメリットとなるでしょう。 |
大手転職サイトに登録する際の身バレ注意点
個人情報を提出するため在職先にバレるのか不安です・・・
この点も含めて企業選びも必要なのでしょうか?
スカウト機能で転職サイトを利用場合は、身バレする可能性があるので注意が必要です!転職サイトの登録だけでは、個人情報は公開されないので安心して下さい!
🖊️スカウト機能を利用して転職活動をする際は、病院側の採用担当者がスカウト機能を利用して人材を探している場合、職務経歴書を見て推測されてしまう可能性がありますので注意しましょう。
🖊️求職者側が入職先を選び転職活動する場合は、在職中の病院側に知られることはないのでご安心下さい。
🖊️職場のパソコンを利用する場合、セキュリティ上、閲覧履歴を把握していることもあるため、職場でのログイン・閲覧は注意が必要です。
🖊️一般的な情報セキュリティのリスクとしては、転職サイトと病院の間で、(看護師)個人情報データの連絡が発生します。どの転職サイトでも個人情報漏洩が発生するリスクがあることは把握しておきましょう。
無造作に転職サイトを選んだ私の結末
看護師学校新卒での就職活動の際、目についた看護師転職サイト1社のみへ登録。
結果は、入職したものの数か月で退職。看護師1年目にゼロから就活やり直しとなりました。
なぜ転落したのか?転職成功で行ってきたこと、転職サイトを選ぶ際に注意したポイントを解説していきます。
転職を成功させれば、看護師生活の質・日常の質・人生の質が上がります。
是非、この方法を実践して、自分に合う転職サイトを見つけて転職を成功させましょう。
転職先の希望条件を明確にする
希望を全て叶えてくれる無敵の職場はありません。希望条件を明確にして、条件の軸を作ることがポイントです!これが出来ないということは、転職の目的が明らかになっていない人です。転職に何を求め、何を優先し、自身にとって大切なことは何でしょうか?この条件付けが日々のQOLに直結します。自身の考えや気持ちを整理しましょう!
🔎転職で譲れない条件は何ですか?
転職先での絶対条件を3個ほど提示してみましょう
条件に優先順位をつけてみましょう
<例>
基本給 | 年俸 | 賞与(〇か月) |
資格手当など | 残業代 | 福利厚生 |
夜勤手当/回 | インセンティブ制度 | 退職金制度 |
○○科で働きたい | キャリアを活かしたい | 患者さんに寄り添いたい |
手技を磨きたい | 新しい分野に挑戦したい | 病棟以外で働きたい |
医療行為の少ない職場希望 | 人と関わらない職種 | 申送りの負担がない職場 |
教育制度がある | 夜勤の有無 | 年間休暇日数 |
ブランクの受入れ | 残業時間 | 入職時期 |
通勤エリア | 産休育休 | 看護師の人数(配置基準) |
✨ポイント✨
🖊️労働契約(書面)上で明記・確認出来る労働条件 又は 具体的な労働環境条件について考えましょう
例えば、勤務時間帯、給与、夜勤の有無、部署、仕事内容、高齢者看護の場合は介護度、ナースの配置人数、医師常勤の有無、看護スタッフ男女の比率などです。
🚫他人の主観が入る条件は除いて下さい。例えば人間関係が良い職場は個人の相性によって変わるため、条件には入れずに考えましょう
転職条件設定をしないとどうなるのでしょうか?
結果、担当者から紹介された案件に対してYES,NOの判断が難しくなることもあります!
労働環境は1日の大半を過ごす場所です。自身の生活に直結し、転職で成功するために必須です。自分のQOLを守るためにも自身で考え、選択し、しっかりと意志表示できるよう準備をしましょう!
私のが提示した3つの条件が的中!転職成功へ!
条件の絞り方が知りたいです。
具体的にどのような条件を出したのでしょうか?
自分にとって嫌な感情を抱く要因は徹底的に排除するよう条件付け!
逆にモチベーションUPに繋がる条件を優先的に条件に組込みました!
✨深堀り/条件の絞り方✨
🖊️モチベーションの低下が見込まれる条件・ネガティブな感情を持つ条件については優先的に排除する方向で条件付けしましょう!
🖊️逆にポジティブな感情を抱く条件は、実生活へのメリットを考えながら優先条件を考えましょう!
私が実際に絞り込んだ転職条件と根拠をご紹介します!
1.夜勤なし/私は徹夜作業は心身へのダメージが大きく何日も引きずるタイプ。疲れが溜まりやすく、休日は寝て休むだけになる生活。仕事よりプライベート優先したいため、自分が苦痛と感じる生活は続けたくないし、続けられないと考え優先順位から優先的に排除しました。
2.高齢者看護/私は小さい頃から祖母・祖父との関わりも多かった環境です。年々、心身共に衰え、周りのサポートを受けながら過ごしている様子に自分も老いが訪れる現実を知りました。まさに、人生には限りがあることに気付かされたのです。その中で、人間の老い・死について考え始め、高齢者のサポートをしたいと考えました。自分が興味のある分野であれば仕事を続けるモチベーションに繋がるため、条件に含めました。
3.(1年目だが)給与UP/外食・お洒落・遊びが大好きな私にとって、生活の質を上げる給与基準はとても大切な要素です。プライベート優先したい私にとって働くモチベーションに直結します。看護師1年目での給与アップは厳しいと思いましたが、人生の質を上げ転職を成功させるためには自分には必須だと考えて条件にいれました。
転職条件を絞った結果、どんなメリットがありましたか?
条件を絞ることで、莫大な求人案件から解放され判断の迷いが激減しました。
結果、条件3点を満たしたクリニックが数件。
条件にマッチングした案件に焦点を当て、更に厳選可能となりました。
実際に面接を受けたクリニックは2院。
- 高給与の案件1件
- 担当者に交渉してもらい給与UPした案件1件
結果は2院から合格を頂きました。
転職後は金銭的にも余裕が持て、大好きな高齢者と関われ、楽しく看護師として働けるようになったのです。
人間関係良好な職場を見つけたい!少しでも確率を上げる方法
私が看護師1年目の転職を決断した理由は、元職場の人間関係の悪さでした。
看護師先輩の口調の悪さ、態度の悪さ、教育ではなく大声で威嚇する。
師長も見て見ぬふり。これでは職場環境が良くなる可能性はないと見切りをつけました。
医療を考えた時に、コミュニケーションが出来ない環境で人の命は守れないと感じたからです。
また、自分の性格が歪みそう、QOLの低下リスクを感じ、職場に自分の人生を左右されたくなかったのです。
しかし、人間関係は職場に入ってみないと分からない領域です。
人間関係は目に見えず、主観や相性も関係し、当本人しか評価・感じることしか出来ません。
人間関係の良い職場へ転職したいです。
少しでも可能性を上げる手段はありますか?
確実な方法はありません。
可能性を高める一つの手段としてご参考までに記載します!
💡以下事項を満たしたからといって確実性はありませんのでご注意下さい
- 救急などの急性期以外を選ぶ/命に直結する患者が多く、現場が忙しい分、スタッフが常に緊張状態です。自身にキャリアがある 又は 教育制度が整っていないと人間関係のストレスも抱える人が多い。
- 男性割合が多い職場を選ぶ/回復リハビリなど、理学療法士が多く所属する科は男性割合も多く在籍します。女性は感情・共感の生き物であり、女性割合の多い職場では悪口・嫉妬・派閥などが生まれやすい傾向にあります。男性が在籍することで女性の立ち振る舞いが変わったり、男性がいることで雰囲気が明るくなり、バランスが取れた環境になる可能性も高いです。
- 転職担当者に内情をリサーチする/以前紹介した人材がいる場合(入職後問題点などフォロー制度がるため人間関係に問題があり退職に至る人がいれば把握しているはずです)、紹介先と長年の取引があり密につながっている場合、内部内情を知っている担当者であれば教えてもらえると思います。質問することで損はしないので、私は必ず内部事情を知っているか担当者へ確認しています。
転職サイトへの登録方法
転職サイトは必ず複数登録する
複数登録すると面談や連絡のやり取りが面倒で1社に絞りたいのですが、良くないでしょうか?
最終ゴールは信頼できる担当者を見つけることです。1社に絞ると担当者1人との関わりしか生まれず情報の偏りが生じたり、選択肢の視野が狭くなります。案件・相性・信頼度などの比較も出来ず、1人の意見や思考に頼ることになります。結果、マッチング性・情報量が低下し転職成功への可能性が低くなることがありますので、複数の登録がおすすめです!
✨深堀り✨
どんなに大手の転職サイトに登録しても担当者の質にバラつきはあります。
少なくともバラつきのある担当者からより質の高い担当者を厳選する必要があります。
看護師側の戦略として複数の転職サイトに登録し、比較することが重要です。
実際に私が出会った優秀な担当者の体験談をお話します!
看護師に同行して仕事を学ぶなんて熱心ですね💡
私は5社の転職サイトに登録しました。
会社によって教育もマニュアルも異なります。
某大手転職サイトでは、実際に看護師がどのように仕事をしているのか同行して実地で学んでいました。
医療職は医療関係者・経験者にしか分からないリスクや苦労があります。
実際に現地調査を行っていた担当者は、看護師の仕事環境・時間管理・忙しさ・リスク・患者との関係性などを把握し、看護師の気持ちを察しながらきめ細やかな提案をしてくれました。
案件も希望に沿った求人をマッチング度の高い順に提案して頂き、根拠・希望に対する少々のずれなどを説明してくれました。
このように看護師の仕事を一部でも理解した担当者の方が、話がスムーズで理解度が高いです。
つまり、理解度が高い分、マッチングしやすい案件を提案してくれます。
知識や経験などのキャリアがなく、やる気のない担当者がつくと転職はその時点で失敗に終わる可能性が高いです。運が良ければ成功するでしょう。
理由は、マッチングが上手く行かないからです。
担当者は、看護師へヒアリングを行い、募集要項と転職希望者の希望からマッチングさせるスキルが重要なポイントです。
両社の情報を熟知していないとベストなマッチングは生まれないのです。
先ずは複数の転職サイトに登録し、自身の味方となってくれる担当者を見つけましょう。
提示される求人案件を比較する
転職サイトに登録すると電話面談後、e-mailやLINEで希望に沿った案件が提示されます。
各社から提案された案件が自分にマッチングしているか比較・精査しましょう。
各社毎の比較/チェックリスト
・各社毎の合計紹介件数(各転職サイトが持つ求人件数からマッチングする件数がおおよそ把握できる)
・希望にマッチした仕事案件が何件あるか(各転職サイトの担当者がどれだけマッチングさせた案件を提示出来ているか)
・各社の提案案件から重なった求人はあるか(マッチングしているor入職させたい案件か?/ 要注意案件です!)
私の場合は、数社共に同じ病院が数件提示されました。
各社、同じ案件が提示されたということは、背景に何が考えられるのでしょうか?やはりマッチングしている証拠ですか?
マッチングしている可能性もありますが、その理由だけではありません。以下、注意点があるのでチェックしましょう!
重複案件リスクポイント
・病院側が入職者が見つからなく何社にも渡って募集をかけている
・急募案件
希望にマッチしている場合は問題ありませんが、
なかなか決まらない案件・入職者が早く欲しいという案件を転職サイト側から提示されることも考えられます。
マッチングしていないと思った場合はメリット・デメリット両面から注意が必要です。
🔎マッチングしない理由
自身の側に問題がある場合 | 条件の設定不足・希望条件の詳細が伝わっていない・理解されていない |
転職エージェント側の都合 | 早く人材を送り込みたい案件 |
マッチングしなかった案件に対しては、根拠と共に消去していく作業が必要です。
根拠を持って消去出来るということは、条件がブレていない証拠にもなりますが、色々な求人案件を見ることで新たな転職条件が追加・変更となる可能性もあります。
自身に合う優先条件を考えながら、案件を厳選することがポイントです。
マッチングしていない場合、以下手順で根拠付けながら案件を消去していきましょう!
- 先ずは、転職軸に合った条件なのか再度確認!
募集要項をしっかりと読み込んで下さい。
転職サイトの担当者が提案したということは、少々条件にずれが生じても許容範囲内と見なしている可能性もあります。
少しずれていると感じたら、自身の転職軸に従い許容出来る範囲か否かによって取捨選択
自身の転職条件とマッチングしていない場合は以下手順へ進んで下さい
- 転職サイト担当者へマッチング理由を聞く
自身がマッチングしていないと感じても、転職サイト側で提示した根拠・理由が必ずあるはずなので聞いてみましょう。
私の経験上、共通案件はあまりしっくりこない案件が多いと感じました。
各社共通案件を厳選・消去したら、次は、転職サイト各1社のみが提示した案件に注目です。
私の経験上、各1社毎に提示した案件の方が、マッチしている案件の可能性が高いです。
各社1件ずつ提示された案件は、担当者独自の経験・発想・考え・非公開案件やコネクションなどにより、とても個別性が出る案件となります。
つまり、担当者のキャリア・知識・ヒアリング能力など担当者の実力が出やすい部分となります。
受け身ではなく、看護師自身が自発的に案件と担当者を選んでいく必要があります。
転職サイトの担当者を1社選ぶ
気になる求人案件がありましたが、紹介された担当者との相性がどうしても良くありません。どうしたら良いでしょうか?
その場合は、相性良い担当者を優先し、気に入った案件を紹介してもらいましょう!
他の企業案件でも、自分が探した案件でも、大概どこの転職サイトからでも紹介してくれます。
稀に病院から大手転職サイト専任担当者に依頼してることもありますが、基本的に他の転職サイト経由でも紹介は可能です。
では何故、転職サイト担当者との相性を最優先するのでしょうか?
理由は、頼れる担当者こそ最強のサポーターになるからです。
転職活動は、入職して終わりではありません。
入職して問題なく経過すれば理想ですが、入職後のトラブルも実際に職場で見てきました。
その時に相談・報告・頼れる存在が転職サイトの担当者です。
アフターフォローのことも想定し相談しやすい担当者を見つけることが大切です。
転職活動は担当者を選ぶことがファーストステップです。
ここから本格的な転職活動が開始です!
良い紹介案件が複数・良い担当者も複数います。各社からの紹介案件なので、担当者を2名選んでも良いでしょうか?
1社に絞った方がおすすめです。無駄な時間や負担が軽減されます。私も、1件の転職サイトから複数面談を受けました。理由は戦略的に面談を行え、手間が省けるがからです。以下説明していきます!
複数転職サイトから1件ずつ面談を受ける場合、日程調整などの以下戦略が自身で必要となります。
複数担当者に依頼した場合のデメリット
- 第一希望案件から合否が欲しい場合、戦略的に日程調整の必要がある
- 複数面談してから職場などの雰囲気も含めて比較したい場合、待ってもらう必要がある
- 全て合格した場合、断る理由・電話対応などの連絡が必要
面談を受けるとこのような問題に自分で対応が必要気をです。また、担当者へ気を遣ったり、言葉を選んだり、文章を打ったり、時間が取られます。
1人の担当者を選んだ場合のメリット
- 連絡は担当者1名のみでOK
- 全ての案件について一括で伝えることが出来るので時間が短縮できる
- 1人の担当者と日程調整~面談まで優先順位を考えて総合的に戦略・同時進行可能
- 1人の担当者へ入職したい優先順位を伝えることで、日程の順序も考えてくれる
- 全て合格した場合、正直に担当者からしかっり理由付けをし、丁重に断ってくれる
担当者を決めた後どのようなサポートがメリットになるのか?どんなサポートが受けられるのか?解説していきます!
面談前のメリット
転職サイトの担当者を選定後、手順と自身が得られるメリットを挙げておきます。
複数登録した転職サイトから選んだ旨を伝える
- 担当者を味方に付けてサポート強化
- まず、厳選して選んだ担当者へ、複数転職サイトに登録したが○○さんの元で転職活動を進めていきたいという意志を伝えましょう。この点を明確にすることで、担当者側は利益にも繋がるため、サポートを強化してくれるでしょう。担当者がしっかりサポートしてくれれば、看護師側も円滑で転職活動が成功する確率が上がるのです。お互いwinwinな関係になるでしょう。
内部事情を聞き求人案件の最終選定をする
- 入職希望先の内部事情を聞ける
- もし、他者転職サイトから紹介された案件を紹介してもらう場合、自分が選んだ転職サイトの担当者にも内部事情を知っているか必ず確認しましょう。コネクションが強い会社や以前紹介した人材がいる場合、異なる内部事情を持っている場合があります。必ず確認しましょう。私の担当者は、過去に紹介した人材がいた為、アフターフォローする中で看護師に聞いた現場の嫌な点、人間関係、問題点などを聞きました。それでも私は許容範囲内だったので面談に進みました。
面談面数を最終決定する
- 面談件数から日程調整の戦略を立てる
- 1社のみ面談に進む際にはあまり考える必要はありませんが、複数の病院面談を受ける場合、この点がとても重要になります。合否の出るスピード、合格後に比較・検討する時間が各病院でどれ位あるのか。を考えて日程を組む必要があります。第一希望、滑り止めなど、選んだ案件の中で必ず入職先を選びたいのであれば、比較の時間なども含めて時間的余裕も必要となるので、案件の優先順位を考えて日程を組むことが重要なポイントになります。私がお願いした担当者は、第一希望のクリニックは合否までの時間が早いことを知っていたので、後半に面談を調整してくれました。
交渉が必要な案件があれば、条件交渉してもらう
- 給与・キャリアなど不足条件があればプッシュしてくれる
- 給与が低いが働きやすそう!もう少し給与が上がれば入職も視野に入れたい・滑り止めで受けておきたい・キャリアが足りるか不安だけど挑戦したい案件がある。その場合、担当者に不安点や交渉したい点を相談しましょう。私の場合、労働環境・労働条件はとても魅力に思えたのですが、月給をもう少し上げて欲しいと考え担当者へ相談。交渉の結果、月給1万円以上の値上げとなりました。また、キャリア不足で不安がある求人案件に関しては担当者が交渉し人柄・将来像・意欲などを伝えてプッシュして下さり面談に繋がりました。
応募書類の作成
- 重要な志望動機を修正・訂正してくれる
- 採用担当者が必ず目を通し、転職サイト担当者も力を入れるポイントだと思います。どんな理由で入職したいのか?どんなキャリアを持ち入職先で活躍してくれるのか(再現性)?長く働いてくれるのか(継続性)?など自身の想いを関連付けて記載しストーリー性を持った文章になると良いでしょう。即戦力が欲しいのか?キャリアを問わない職場なのか?採用側の意図によって求職者側の志望動機の書き方は変わります。更に、病院側は採用に多額のコストが発生(人材紹介の転職サイトに支払いが生じる)するため質の良い人材に長く働いて欲しいと思っています。短い期間で看護師に辞められたら大損害なのです!募集要項に合わせた書き方で自己PRが行えるよう、必ず担当者に添削・相談しましょう🍀
面接対策
- 面談の際、スタッフ付き添いの有無
- 転職サイトの担当者が面談に同行して欲しい場合は、意思表示しておきましょう。不安・緊張度の高い方は、フォローしてくれる担当者が横にいれば安心して面談できるかもしれません。面接官からの回答に困った時、言葉が出ない時、説明などが不得意でフォローが必要な場合は担当者がサポートしてくれるでしょう。自身の不安や緊張度によって判断された方が良いと思います。私は、1人の方が気楽でしたので、全て1人で面談に行きました。
- 想定される面談内容を相談・準備できる
- ①聞かれて困る質問をリストアップ&回答例を相談!
面談で、想定される質問に対して準備をすることは当然ですが、特に自身が聞かれて回答に困る内容がある場合、担当者へ必ず相談しておきましょう。例えば、転職回数が多い、仕事が長く続いた実績がない・結婚・出産の計画がある・他に選考受けている病院の有無・いつから勤務開始可能か?など、面接官から聞かれたら戸惑う質問に対してはリストアップし、どのような回答がベストなのか担当者に相談し準備をしておきましょう。
②言い方・伝え方・振る舞いの確認!
面接官にとって良い印象を与えるよう、基本的な挨拶・言葉遣い・表情・話すスピード・身なり・メモを取ることは重要です。特に聞かれて困る質問に対しては、使う言葉・説明の仕方によってはネガティブな印象に捉えられることもありますので、特に注意が必要となります。イメージトレーニングを行い、細かいことでも担当者に聞いて準備を行いましょう。
③一般的・想定外な質問も確認!
一般的には志望動機と転職理由を面接官は知りたいところです。ここに一貫性を持たせる話は当然必要です。しかし、想定外の質問もあるかもしれませんので、聞いてみましょう。担当者は転職のプロなので、最新の面談動向を知っているはずです。転職サイトからサポートを無料で受けられるので、情報は沢山取っておいた方が自身にも有利な戦略となります。
④質問内容の準備!
何か質問はありますか?と必ず面談で聞かれます。ここでは、看護師の興味関心が強く出る瞬間です。意欲・コミュ力(状況に応じてふさわしい質問ができるか)・相性をみられるので、必ずいくつか準備していきましょう。適当に質問事項を並べると、実はHPに書いてあることもあります。病院のHPは必ずチェックしましょう。また、webで調べれば分かること・面接官が面談中に話していた内容など、内容が重複する質問は避けましょう。望ましい質問は、面接の中で疑問に思った内容、業務内容の詳細・手技・教育方法など、病院への関心を示す内容です。社外秘のような質問は面接官は答えられないので、NGです。私は、必ずHPで○○を拝見し、○○にとても興味があるのですが、、と前置きしてから質問しています。そうすることで、病院への興味関心・事前リサーチがあることをアピールしています。
分からない中で1人で面接対策をするより、知識のある人に聞いた方が時間的、労力的、ストレス的な面で大幅に軽減されます。
また、しっかりと面接対策をすることで面談での緊張も低減できます。
入職後のメリット
入職後に発生するトラブルはありますか?
どのように対応したら良いでしょうか?
私は、実際に入職後のトラブルは何人も見てきました。
対応方法は、転職サイトの担当者がフォローしてくれます。
では、具体的にどんなトラブルがあるのか見ていきましょう!
入職先に問題を伝えると関係性が崩れることもありますので、転職サイトの担当者が最善策です。
実際の現場に入ると困ったこと(人間関係含む)、想像と異なる事情が突然起きることも事実です。
入職後も何が起きるか分からないんですね・・・でも、転職サイト側は入職させたら任務が達成すので、その後はあまり関与したがらないのではないでしょうか?不安です。。
その心配は要りません!何故なら、一定期間継続して働かないと、病院側から転職サイト企業へ人材紹介料は発生しないのです!なので、しっかりとアフターフォローもしてくれますよ。転職サイト側も長く働いて欲しいので、困ったことがあれば必ず対応してくれます。
何か、トラブルに合った時、頼れるのは転職サイトの担当者です。
入職先の社員になったとしても、転職サイトの担当者は第三者として、入職先と自身との間に入ってくれることもあります。
もし、入職先がどうしても合わず辞めたいと思った場合、その先の転職もサポートしてくれます。
転職事情、キャリア、転職希望条件も知っているので、信頼関係が出来ている・背景を知っている担当者の方が精神的に負担は少ないでしょう。
入職後に起こるトラブルから身を守るためにも、担当者選びはとても重要になりますので、しっかりと選定していきましょう!