こんにちは、看護師あんこです。
看護師という仕事・今の職場からとにかく逃げたい!と思っている方、多いと思います。
では、どのように逃げればよいか解説していきたいと思います。
この記事は、以下のような看護師の方へ書いています。
- 現在の職場から逃げて、転職をすると概ね決意した方
- 転職活動の手順が明確でない方
現在の職場を辞めるのであれば、戦略的に辞めることが必要です。
戦略的とは、自分が得するように準備・行動をしていくことです。
嫌で現在の職場を辞めるのではなく、
今回の退職を無駄にせず、次のステップに活かしていく方法です。
これが戦略的逃げです。
戦略的逃げ 概要
計画は戦略を立てて行いましょう。
<手順>
- 決断
⇒看護師転職の決断を明確にする - 計画
⇒退職準備に向けて時期を設定 - 目的を決める
⇒職場環境の条件設定を決める - 選択する
⇒転職媒体を選択する - 行動する
⇒転職活動開始
決断:職場を辞めるか決断を下す
先ず、考えるべきことは、どの選択肢を取るかです。
- 今の職場を続ける
- 転職する
- 看護師を辞める
- 休職する
これらの選択肢、どれを選択するかで、手順やゴールが異なります。
先ずは自分の気持ちとしっかり向き合うことをおススメします。
実際に私は看護師1年目、1~3番で約1か月位悩みました。
家族、友人、看護師同期、看護師先輩など沢山の人に相談。
あまり理解は得られず、転職サイトの担当アドバイザーにも相談しました。
ポイントは、以下4点です。
素直な自分の感情で掘り下げを行ってみて下さい。
- 現在の職場で自分の成長・スキルを見込めるのか(現職場に留まる?)
- 職場環境を変えたいのか(転職する?)
- 看護職に関わる事自体が嫌なのか(看護職を辞める?)
- 少し休んで現在の職場に復帰したいのか(休職する?)
看護師を辞めた理由 TOP3
1位 人間関係のトラブルやストレス
2位 ほかにやりたい仕事がある
3位 夜勤がつらい・体力的負担が大きい
参照:マイナビ転職
貴方はどんな職場を望みますか?
どんな感情が手に入れば仕事が充実しますか?
現在の職場でこれからも働きたいと思いますか?
計画:看護師退職の時期を決める
看護師退職時期をゴール設定します。
退職時期決定方法は、何を軸にするかによって全く異なります。
考えられる軸:
- 精神面・体調の限界度
- 退職したいという感情のレベル
- 職場人事の変化に伴って退職
- 転職先の入職時期
- ボーナ(賞与)の時期
- 退職金が貰える年数になってから
このように、人によって計画実行の軸が変わります。
自身が損をしない為にも、何を軸にして退職を行うか?
考えていく必要があります。
1点だけ、気を付けなければいけないことは、
ストレス症状で、身体的に異常がある場合は、身体の為にも早めの退職、又は を休職を考えた方が良いかと思います。
目標設定を行う
職場環境の目標設定を行い、転職条件決めを行いましょう。
この作業をする目的は、自分に合った職場環境を見つける為です。
看護師の職場条件として、細かければ細かい程、転職先は絞りやすくなります。
- 自分に合っている/向いている/楽しい/面白い/興味がある 仕事・分野
- やりたくない/向いていない/つまらない/興味がない 仕事・分野
- 年収いくら欲しいのか
- 1年の休日
- 職場の男女比
- 夜勤の有無 など
また、転職サイトを利用する際には、この部分を明確にはっきり伝えて探してもらいましょう。
曖昧な情報を転職アドバイザーに伝えると、求人案件の軸がブレて、想定外の求人紹介が来てしまいます。
もし、目標設定が難しければ、転職アドバイザーに相談しても良いと思います。
先ずは、自分で考えてみましょう。
転職媒体を選択する
ここでは、転職活動をしていく上で、
どのような社会資源を活用していくか?というステップになります。
看護師転職を行う際、以下のような選択肢があります。
- (仲介業者を通さず)自分1人で転職活動を行う
- ハローワークを活用
- 看護師転職サイトを利用する
各々のメリット・デメリットを挙げていきたいと思います。
1人で転職活動を行う
仲介業者などのサポートを受けずに転職活動をする方もいるようです。
私の周りには、仲介業者を介さずに転職活動をした人は、今まで1人。
人数的にはマイナーレベルです。
<メリット>
- 営業的電話連絡・対応がない
- 自分のペースで転職活動を進める事が出来る
何と言っても、
サポートがない分、対人関係の煩わしさはないに等しいでしょう。
<デメリット>
- 内部事情の情報が得られない
- 応募書類作成・面談調整など全て自分で行わなければない
現場情報を持つ転職サイトを介さない為、
欲しい情報を個人では得ることが難しい状況はあります。
また、応募書類・面接対策・面談日程調整などを直接的に自身で行う必要があり、
対人関係の煩わしさがない分、自力で対応していく必要性があります。
ハローワークを活用する
ハローワーク経由で転職活動を行う方もいるようです。
(私は看護師仲間で知り合ったことはありません)
こちらも人数的にはマイナーレベルです。
<メリット>
- 営業的電話連絡・対応がない
- 自分のペースで転職活動を進める事が出来る
- 履歴書など応募に関する相談・書類添削が受けられる
- 応募手続き・面談日程調整はハローワーク担当者が調整してくれる
メリットは、個人で転職する際とほぼ一緒です。
ただ、日程調整などは、ハローワークの担当者が行ってくれるので個人より少し楽かもしれません。
<デメリット>
- 内部事情の情報が少ない
- 履歴書作成は自分で行わなければない
- ハローワークに足を運ばなければサポートが受けられない
- 履歴書などの添削サポートを受ける為には求人案件に申込をしている状態であることが必須
個人で転職するよりかは、書類や面談に関するアドバイスなどサポートが受けられると思います。
しかし、ハローワークに出向かなければならない。という条件が付きます。
看護師転職サイトを利用する
看護師転職サイト利用はメジャーな方法です。
看護師友達、後輩、先輩、99.9%が看護師転職サイトを通じて転職しています。
<メリット>(電話1本で全て解決してくれます)
- 希望に沿った案件を提案してくれる
- 現場の内部情報を”聞き出せる”
- 履歴書・志望動機・面接対策の相談が出来る
- 面接の前に、面談OKか希望先に問い合わせしてくれる
- 日程調整を全て行ってくれる
- (可能であれば)面接同行をしてくれる
- 入職後のフォローアップがある
いつでも電話やラインで相談できる所が魅力です。
<デメリット>
- (希望条件など)聞き取りなどの面談時間が必要
- 看護師転職サイトからの営業電話がある
- 各社、アドバイザーの質はピンキリ
(先ず、自分に合うアドバイザーを見つける必要がある)
看護師転職サイトを利用すると、
転職期間中、転職サイトのアドバイザーが動いてくれるので”ほぼ待ち状態”です。
煩わしい先方との調整ややり取りなど、全て対応してくれるので私は楽です。
ただ、合わないアドバイザー・転職サイトからの電話が頻回に掛かってくることもあります。
しっかりと断らないと、不快な思いをすることもあるので、この点だけは理解しておきましょう。