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【看護師ストレス】インシデント多い人の傾向と対策 5選

看護師インシデントが多い人の特徴はどんな人
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インシデントの対策方法を知りたい

インシデントを起こして落込んでます・・・
乗り切り方を教えて下さい!

看護師の業務は多忙な上、常にリスクと隣り合わせの仕事。

ストレスや疲れがたまるとIQが低くなり、集中力・判断力も低下しインシデントも起こしやすくなります。

しかし、これを理由に仕事のミスが許される訳ではありませんし、仕事の評価も低くなってしまいます。

後輩看護師がインシデントを繰り返し、相談を受けてきました。

上司と話し合い、インシデントの多い看護師に対しては、教育から始め、一緒に業務を行い、声掛けやコミュニケーションを取りながら相談出来る環境を作りました。

そして、先ず患者へのリスクが少ない業務内容へ変更したり、ポジション変更などで事故が起こらないよう防止策を取りました。

インシデントの対策方法を知りたい

インシデントを繰り返す看護師には傾向があります
看護師の傾向(根本的理由)と対策を解説していきます!
しっかりと対策方法が分かれば今後の業務に生かすことが出来ますよ

ミスの原因を分析し、学びを得て、予防策を取る。これに尽きます。

この方法を実践し、リスクが予測出来るようになれば、自ずと危機管理能力も上がり、リスクから自分自身を守ることも出来ます

インシデントは落ち込む原因にもなりますが、未来の業務へ活かす第一歩にもなるのです。

目次

インシデントを起こす人の傾向 5選

報連相が出来ない

報連相とは:

  1. 報告:(上司へ)仕事の進捗や結果を伝える
  2. 連絡:(上司・同僚含む)情報共有
  3. 相談:(上司・同僚含む)意見を求めること

医療はチームワーク!情報共有・相談を行いながらチームでリスク管理を行っていきましょう!

報連相の目的:

  • チームが情報共有し円滑に業務を遂行するため(コミュニケーション)
  • トラブル回避・リスク管理を行うため

報連相のメリット

  • お互いの立場やリスクを理解し、フォローし合える業務体制が構築できる
  • 信頼関係が生まれ人間関係が円滑になる
  • (最大のメリット!)責任を分散できる

(超重要)深堀!『責任を分散できる』

看護業務は常にリスクと隣合わせの為、私は自分を守る為に報連相を徹底してます。

理由は、自分1人で責任を負わないためです。

看護業務で迷った際、自己解決し、業務を完結した場合、全て自分の責任となります。

迷いが生じて上司やリーダーに相談して場合、指示の元での業務遂行となり自分だけのミスではなくなるのです。

随時、上司や同僚へ相談が出来れば重大なミスも防げる可能性が広がります。

インシデントの対策方法を知りたい

認知の修正と習慣化が重要です🖊️

対策のポイント
  1. リスク管理をまず先に考え(こんな事と思わず)報連相を行う
  2. 報連相を怠ることでミスが発生した場合、患者・上司・同僚・自分含めて誰も得しない
  3. 1人でリスクを負わない・ミスを防ぐ・患者を守る為に、上司が多忙でも必ず報連相を行う
  4. 報告することを習慣化する(自発的に動くことは重要で評価が上がります)
  5. 少しでも不安感、迷いなどがあれば、 先輩看護師、上司、同僚へ“随時”積極的に相談する

(指示・業務フロー・記録など)確認不足

確認の目的:指示を明確にし、認識すること

✨深堀り!✨

・やるべき業務を理解したら、不明な用語・文言・手順が無いかチェック

不安が大きい場合はイメージトレーニングも行いましょう

不明点を残したまま作業に取り掛かると思わぬリスクが隠れていることがあり、インシデントに繋がることもあります。

確認のメリット:

  • 思い込みを払拭出来る
  • 確認作業に意識を集中させる
  • 確認作業をすることで脳内に記憶させる(不安になった時に思い出せることがある)
  • 見落としを防ぐ
インシデントの対策方法を知りたい

小さなミスが大きなミスに繋がることも・・・
コツコツ確認を重ねることでミスは低減できます!

対策のポイント

1 “知っている” “分かっている” “出来る”ではなく、事実確認を行う
2 確認作業のクセを付ける(小さな声を出すと効果的)
3 指さし確認する
4 確認しても不安な場合は先輩・同僚にWチェックしてもらう

3 業務・処置に対しての慣れ

慣れが生じたということは、職場に居場所があり、安心して仕事が出来る環境にあるかもしれません。

業務が円滑に行えるようになると、人は経験や知識を過信する傾向にあります。

デメリットとしては、リスク管理の意識が低下しインシデントに繋がることもあります。

考えられる背景:

  • 気の緩みから危機意識の低下
  • ルーチンワークで業務に慣れている
  • 何度も行ってきた業務に自信がある
インシデントの対策方法を知りたい

慣れてしまったと思う業務は、もう一度根拠とリスクを考えながら業務を行いましょう!

対策のポイント

患者さんへのリスクを常に考えながら業務を行う(意識改革)

4 リスクに対する想像力欠如

後輩看護師を指導していると、業務に対するリスクを考えないまま行動する人がいます。

私は、リスク管理を自分で考えて行動して欲しい為、見守りのみすることも多いです。

想像力が欠如している人の傾向:

  • 質問がない(疑問に思う点がない)
  • 大雑把
  • 主観が強い

深堀り

重要なことは、作業工程で考えられるリスクを想像することです。

例えば、輸液準備の場合

  1. 輸液の指示が出た。輸液を作ろう!
  2. 指示書をみながら輸液を作る時のリスクを考える(混注NG薬剤・前後のフラッシュ・遮光カバーなど)
  3. 上記リスクを考えながら点滴を作成(少しでも不安な場合、同僚や上司へ確認して明確化する)

他の業務でも同様、常にリスクを考えながら作業します。

もし、作業に対してリスクが浮かばない場合、知識や経験が不足しているかもしれません。

インシデントの対策方法を知りたい

自身が行う看護師業務に、どんなリスクが隠れているのかを常に想像しながら行いましょう!リスク管理能力が培われます!

対策のポイント

1 行う業務について知識を付け、リスクを想像する訓練を行う
2 根拠を考えて行動する
3 他者(看護師)の作業方法・考えを聞き、考えを広げる

5 不明点・疑問点を自発的に聞けない

仕事で分からないことが発生しても質問出来ない人もいます。

結局、質問せず独断で業務を進めることになり、自分でインシデントの確率を上げることになるのです。

質問しない人の傾向:

  • 仕事に消極的、やる気がない為、疑問点があっても放置する
  • 面倒だと思われるのではないか
  • 質問が基本的過ぎて怒られるのではないか
  • (先輩看護師・同僚・上司に気を遣い過ぎて)忙しそうで聞けない
インシデントを防ぐ方法が知りたい

不明点を積極的に相談してくれると、(ミスが起きる前に)リスク管理が一緒に出来るので、上司や同僚からも安心して仕事を任せられる存在になります🖊️

✨深堀✨

分からないことを聞くことは、自分の知識や視野を広げるチャンスです。

自身の成長の為、1人前になる為に先輩や上司から知識を得ましょう。

インシデントを繰り返すと、仕事を任せられないと判断され、自立も難しくなります。

インシデントが起きると上司も対応に追われることがあります。

患者さんにも命の危険が及ぶこともあるでしょう。

このように、重大なミスを起こした後には、沢山の人に迷惑が掛かります。

不明点は質問し、インシデントに対する予防線を張った方が皆が平和安全が保たれるのです。

インシデントの対策方法を知りたい

不明点を聞く時は一瞬の時間ですが、この時間を乗り越えればリスク管理が多くの人を救います!質問する習慣を付けましょう。行動する勇気であなたの未来が変わります🖊️

対策

1.疑問点があれば随時自発的に聞く習慣を付ける(声を出す練習をする)

2.患者のリスクを最優先に考え質問することで、病院組織・上司・自身のミスも軽減出来ることを認識する

看護師1年目のミス・インシデント

新人看護師がインシデントを起こす割合

横浜栄共済病院が調査した結果によると、
・全インシデント・アクシデント発生件数の内、約2割が新人看護師。
・約7割 インシデント(ヒヤリハット)
・約3割 アクシデント
・全インシデント・アクシデント発生件数の多い月(日勤帯<夜勤帯)
・5月
・7月
厚生労働省調査結果:インシデント・アクシデント事例はこちら

ミス・インシデントに気付いても嘘の報告はNG 隠蔽せずにすぐ報告を

看護師1年目のみならず、判断ミス・投与ミス・転倒・転落など、ミスやインシデントは大なり小なり全ての看護師にミスあるでしょう。
大切なことは、インシデントが患者さんへ、どの程度影響があるのか、否かを看護師として考える事。
放っておいた場合、インシデントが患者への身体にどのような影響があるのか?を考えます。
新人看護師、特に1年目は、経験が浅い為、インシデントが起きた後、どのようなリスクがあるのか予測がつかない・判断出来ない事が多いと思います。
故に、ミス・インシデントは必ず先輩看護師への相談・報告が重要なのです。
ミス・インシデントなどにより、犠牲になるのは患者さん、そして看護師という立場の自分自身です。
インシデント内容にもよりますが、早期対応で重症化を防げることもあります。
プリセプター、リーダー、看護師先輩などにインシデント内容を報告し、先ず患者さんの命を守りましょう。
また、現在は看護師個人的がインシデントやアクシデントの訴訟で訴えられることもあります。
つまり、看護師個人の医療責任が問われる時代です。
看護師個人を訴えることは稀のようですが、可能性がゼロではありません。
患者さんを守るということは、自分自身の身を守ることにも繋がります。
ミス・インシデントなどをした際には必ず先輩看護師や上司、医師へ報告し対応方法を考えるようにしましょう。
自分が起こしたインシデント・アクシデントは医療チームで共有し、対策を講じる必要性があります。
誰かが起こしたインシデントやアクシデントは他者(他の看護師)も起こしうるミスなのです。

患者急変 重篤なインシデント:誤薬投与

私が看護師として働いてきた中で、現場で多かったインシデントは誤薬投与でした。
重篤なインシデントケースは、内服薬を取り間違えて異なる患者へ精神薬を与薬したケースがありました。
患者は内服後、過鎮静となり、ぐったりと横たわり、声がけや痛み刺激にも反応がない状態となりました。
医師の指示により、すぐに輸液を開始。点滴にて薬剤の血中濃度を下げる処置を行いました。
その後、患者は目を覚まし、大事に至る事はありませんでしたが、誤薬投与を行った看護師はインシデントを作成し、現場に報告が上がりました。
インシデントの院内対応はこのようなプロセスがありますが、これだけでは終わりません。
ミスやインシデント、最後の砦・・・「患者の家族対応」です。
インシデントの事故があれば、必ず患者の家族、本人への説明責任が付いてきます。
インシデントの内容によっては看護師レベルで済むものもありますが、今後アクシデントに変わるもの(患者自身の人体に影響を及ぼすリスクが高い内容)であれば、医師にも協力を求める事も必要となるでしょう。医師にも相談するか否かは、看護師長が判断すると思います。
誤薬投与は病棟でもインシデントで夜勤帯看護師が時折報告を上げていました。
私がいた医療現場でも看護師による誤薬投与がインシデントとして多く報告されている現状がありました。
どんな看護師であれ、人間はミスを起こす生き物であり、いつでも間違いを起こす可能性が誰にでも必ずあります。
ミス・インシデントを防げる体制を医療チーム全体で取り組める事が出来れば、一番の防止策となるでしょう。

患者の急変。自分の判断ミス?

看護師として働いていれば受け持ち患者さんの急変に当たることは必ずあるでしょう。
新人看護師の頃は急変が起こると、自分の観察・ケアが不足していたのではないか?と常に疑心暗鬼になっていました。
1年目の看護師は、経験も浅く、どのような状態の患者が急変するのか、リスクが高いのか、観察項目なども自信のない状態で仕事をこなしているので、自分に自信がないのです。
故に、”自分のせいかも”と思ってしまうのも無理はありません。
インシデント?アクシデント?と思ってしまうこともあるでしょう。
看護師1年目は特に疑問点や自分の看護に迷いがあると思いますので、同僚や先輩に相談してアドバイスをもらいましょう。
当時の状況や気持ちを説明・吐露する事で、脳内では情報や気持ちが整理される傾向にあります。
確実に言えることは、看護に答えはありません。看護観にも答えはないのです。だから看護師は苦しいのです。
看護を行い、結果を得て、患者さんの状態・状況が良くなったら、それがベストな看護の選択だったのです。
1+1=2。計算式のように看護は上手く行きません。
教科書通りにもいきません。
だからこそ、看護師1人での判断も怖いのです。(=円滑な人間関係が大切!相談することが大切!)
また、患者さんの病状・状態・生育歴などの背景・家族関係・個別性も誰1人として、同じではありません。
個別性もあり、その日の体調や気分も異なります。
全体を把握して、看護を展開していく必要がありますが、第三者が患者個人を全て知ることも不可能なのです。
急変は自分のせい?と思った原因を振り返り、評価、対策を立てる事が1番の改善策でしょう。
私も看護師1年目でのICU勤務の頃、自分のミスで患者さんに何かあったら、、と恐怖でした。
もっと何か出来たのではないか、寄り添えたのではないか、観察すべき事があったのではないか、急変を予測出来る観察項目やモニタ上のデータはなかったのか?ベテラン看護師であれば、急変を防げたのではないか?
自分の看護に、毎日反省と後悔の繰り返しで精神的に辛い毎日で追い込まれました。
しかし、看護に対する恐怖感、責任感、振り返りがあるからこそ、リスク管理が出来、徐々にでも患者さんの命を守ことに繋がっているのです。
ただ、私のように極度にミス・インシデントの恐怖感で萎縮をしてしまうと、ストレスがかかり過ぎて適応障害などの精神疾患に罹患するので、自分の心の声、身体症状にも目を向けてあげて下さい。
自分の判断ミス?と考えられるあなたは、自分の行動を振り返り・改善を図ろうとしている証拠です。
そこからの振り返りや気付きは今後、看護師として働く上で大きな成長になるはずです。

ミスやインシデントで落ち込む・立ち直れない時 注意する事

現在看護師5年目。
経験を重ねて思う事は、インシデントを起こしてしまった際、振り返り・反省・評価・対策の実行をするしかありません。
そして、話せる先輩看護師がいれば、インシデント内容についてアドバイスを貰うことが良いでしょう。
自分と異なる視点を持っていたり、自身の思考の癖があれば修正されることもあります。
また、インシデントに対して振り返り・評価・実行を行うことで、経験と知識が積まれていきます。
そのような学びを得て、観察・予測・リスク管理する力がつき、命を救えるようになるのです。
そして忘れてはいけない事。
大切なのは、「医療はチーム」で動いています。
一人の看護師だけで、受け持ち患者さん全ての命は救えません。
看護で悩んだ時、分からない時、不安な時、同じ看護職の看護師に相談して、大いに巻き込みましょう。
看護師1人の判断は一番危険で、インシデントを招く可能性が非常に高いです。
看護師1年目であれば、尚更です。
看護師1人で判断をした場合、ミスやインシデントの責任が自分1人にのしかかってきます。
故に、何か疑問や不安があれば、他の看護師を巻き込んで、判断・責任を分散化するのです。
その為、私は絶対に1人での判断はしません。(インシデントやアクシデントを防ぐ為)
現在も、少しでも不安があれば周りの看護師に相談します。
不安になった時、迷った時、分からない事がある時、ほうれんそう(報告・連絡・相談)が出来、サポートを受けられる環境で働けていますか?
答えがYESの場合、職場のスタッフから精神面のサポートが受けられる環境で働けていると思います。
しかし、看護師や職場からのサポートがあっても、インシデント・アクシデントから立ち直れない・精神的落ち込みが長期間続く場合は注意が必要です。
仕事への意欲が湧かない、仕事に行きたくない、など、身体症状は出ていませんか?
この場合、ストレスが大きくかかっている状態です。
状況によっては、休職、異動、転職も視野に入れても良いかもしれません。
答えがNOの場合、人間関係の不和で看護師先輩や上司に相談出来ない・教えてくれず、サポート体制がない状態でインシデントを起こす可能性が高いです。
その現場で働き続ける事は危険だと私は考えます。
命を守るべき現場において、つまらない内部の人間事情(いじめ・縦社会・新人看護師に厳しい・業務を教えてくれない・パワハラなど)でリスク管理が出来ないのであれば、サポート体制が無いのと一緒です。
インシデント・アクシデントが起こる前に、自分のスキルやキャリアがきちんと積めるのかを見極めた方が良いでしょう。
以前勤務していたICUの現場の答えは”NO”。
インシデント・アクシデントへの恐怖感とストレスで「適応障害」となりました。
患者さんの為にインシデントを防げる仕事環境・自身が安心して看護業務が行える医療現場か否かも考えることをオススメします。

ミス・インシデントの対策

看護師1年目は分からないこと・覚えることばかり。
看護師として働く現場で、インシデントを起こさないよう、どんなリスク管理を考えて看護業務をこなしていけば良いのか。
過去に同じ職場で先輩看護師はどんなインシデントを起こしているのか。
ミス・インシデントを起こしてしまった方も起こしていない人も、リスク管理をする上で対策を考えておくことは大切です。
直ぐに出来るインシデント対策
・勤務先のインシデント・アクシデントレポートを読む
この方法が簡単で、的確で、手っ取り早いです。
過去に起きた事例を知り、インシデント・アクシデントの起こりやすいケースを頭に入れておくことで、特に注意を向ける業務が分かります。
また、小さなミス<インシデント<アクシデント。という順番で事故性が大きくなりますが、レポート記録があるインシデントはどの程度のミスなのか。アクシデントはどの程度患者さんに影響があったミスなのか。併せて把握しておくとリスク管理をしながら業務が行えると思います。
病院・配属部署によって、輸液・内服薬の確認方法・業務の進め方が異なることもあるでしょう。
配属先・勤務先毎にインシデント・アクシデントレポートに目を通しておく事がポイントです。

インシデントが続く場合

インシデントが続く場合、何らかの原因が考えられます。
以下、主なインシデントが起こる根本的原因が考えられます。
・看護業務を忘れてしまう
・仕事の優先順位がつけられない
・1つの仕事に過集中してしまう
・間違った知識・固定観念がある
・正しい知識が付いていなかった
・分からない事を聞けない・話せない・説明出来ない
・同僚や先輩看護師にSOSを出せない
・業務が手一杯なのに仕事を引き受けてしまう
・看護業務にある程度の不安感・緊張度・恐怖心がない
・集中力欠如
・体調不良が続いている・気力が出ない・やる気が起きない(→鬱傾向の可能性があるかもしれませんのでご注意を)
看護師の仕事は常に多重課題です。
やるべき事を忘れてしまうのであれば、メモを書いたり、見えるところ(手など)に書いたり、タイマーをかけたり工夫出来し、自分に対して業務を思い出させる工夫を考えましょう。
私は時間毎にやるべき事をメモし、メモを常に見て、ながら行動し、やり終えたら2本線で消していました。
聞ける職場の方は先輩看護師にどのような工夫をしてきたのか、聞いてみると良いと思います。
仕事を断れない、極度に緊張する、相談出来る人がいない、など下部の項目に当てはまる方は看護業務を遂行するには改善がなかなか難しいかと思います。
インシデント・アクシデントの率が高くなりますので、勇気を出して先輩看護師へ仕事の現状を伝えたり、出来ない仕事は断る・SOSを出して下さい。
また、少しでも相談出来そうな同僚や看護師先輩に相談してみて下さい。
不安に思ったら、小さな事でも何でも先輩看護師に聞きましょう。
私も分からない事があれば、しつこいくらいに何でも他の看護師に聞いていました。
ミス・インシデントを起こす事が怖かったからです。
人間関係が悪く、助言や相談が出来ない環境であるなら、職場を考え直すのも1つの選択肢かもしれません。
自分にとって、インシデントが起こった原因の根本は何か?先ずは自分と向き合って見て下さい。

ミスやインシデントで看護師辞めたくなったら

実際にインシデントなどを起こした場合、精神的にかなり落ち込むでしょう。
インシデントなどで立ち直れない方もいるかと思います。
そんな時は先ず、誰かに話を聞いてもらい吐露しましょう。
大なり小なり、ミスやインシデントは誰もが経験あると思います。皆通る道なのです。
そんな時、気持ちを聞いてくれる看護師の同僚や先輩、友人はいますか?
一人で悩んでいるより、色々な人の意見を聞いたり、自分と異なる角度から物事が見えたりします。
また、話すと気持ちが楽になり、気持ちが前向きになれるようであれば、またやる気が出て現場で頑張れることもあります。
インシデントに関する辛い気持ちを吐露し、気分が重たい・辞めたい意志が変わらない場合は次のステップを考えても良いでしょう。
次のステップで考えられる選択肢は、いづれかになります。
・転科(異動)希望を出す
・休職する
・病棟(病院)を辞める準備に入る
・看護師(看護職)を離れてみる
・転職活動を視野に入れる(看護師転職サイトのアドバイザーを見つけておく、すぐに転職出来るように準備しておく)

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